長岡市から更に北。三条市に到着する手前に位置する見附市にブルワリーがありました。
その名もMITSUKE Local Brewery!
旅人的にはローカルの文字を見ると心躍ります。
住居兼なんだと思います。
一軒家ブルワリー的なところってなんだかソワソワするのですが、お店としての佇まいをしているので誰でも入りやすい感じになっています。
MLBという愛称で親しまれているようです。確かに他でビールの話をしている時にMLBが〜って名前で呼ばれていたような気がします。
これだけの種類があると大満足&非常に悩むところ。
テイスティングセットはやっていないようです。
困った。どうしよう。
…
ここは旅行者&関係者ヅラ作戦で「無理を言う」コマンド発動です。
普段はやってないけど小さいグラスもあるしいいですよとのことで、丁寧にラベルまで書いていただき感謝です。
ゴクリ。
うまいなぁ!
工場が小さく、どうしても原料を使い余したりで100%やりたいことができているかと言われるとそうでない部分もあるようですが、非常に良い造り!
IPAなどもホップキャラクターを絶妙なバランスで感じることができ、味へのこだわりを感じます。
見附の水道水はあんまり評判良くないですよってことで水質調整もしているとのこと。その心は発酵のためらしいです。発酵が良い具合に行くような調整なんですね。
ところで店主兼ブルワーさん、かなり昔からビール造りに携わっているのかと思いきや醸造を始めたのは4年ほど前のようです。
それまでは(確か)仕事をしながら同一店舗でウイスキーバーを開いていたようです。しかも10何年も前から。
なぜ突然ビールだったのですか?の質問には「ビールもウイスキーも原型同じですからね」とのこと。蒸留にも興味津々とのご様子。
これで店内の雰囲気が理解出来ました。
当時ご一緒に飲ませて頂いたローカルカスタマーさんは歩きですぐのところに住んでいるご婦人と少し離れた新潟市に住む教師の紳士でした。
けっこう常連さんらしく今日は何にしようかなと慣れている感じ。
ちゃんと地元でもファンがいて、電車に乗って1時間くらいかけてでも来たいと思わせるビールがそこにあるのだと思います。新潟駅から見附って関東で言うところの池袋から雑穀工房に行くような感覚。
色々とお話しさせてもらってビールのことはもちろん、その他時事問題にも言及したり楽しい時間を過ごせるのもローカルブルーパブの本当に良いところ。
ついついもう2杯頼んじゃいました。Mサイズでも十分な量があるので嬉しいですね。LだとUK Pintだった。
スポットで東京からの注文もあったりするみたいなので見つけた際は是非トライしてみてください!