またまた政治ごとの話になります。お許しください。
ビールのこと、その他どんなことを訴えるにしても政治を変えないとどうしようもないフェーズまで来ていると感じる今日この頃です。
みなさんは給料や物価高騰に満足しているのでしょうか？
それはさぞご満足しているのでしょう。選挙での投票率は平然と５０％を割る世の中でその中の2、3割の人間に選ばれた自民党様のご意向ですからこれぞ民意と言って胸を張って良い現実なのでしょう。
選挙に行かなかった人も増税、防衛費増強、タバコ税のアップ大歓迎とお喜びのことでしょう。
さて、冗談はさておき。
現実としてじわじわと生活が逼迫されている事実にはお気づきでしょうか？政治などに興味のない日本人はこの緩やかな物価高騰に次第に慣れていき気づけば政府に物申すことも忘れている始末です。
先日、神奈川県知事選が行われまして、候補者の選択肢の無さから地獄の神奈川選とか言われていたみたいですがマジで黙れクソどもと思うばかりです。
地獄だとかネガキャンするくらいならあんた出馬してよ。それに尽きるんです。今の選挙制度だと。
結局は出馬している人から選ぶ必要があるわけで他県の奴らにとやかく言われることではないんです。もちろんそれは良くも悪くもです。
悪いキャンペーンは黙れ！ですが、良いキャンペーンも黙れ！なんです。ちゃんと自分で考えてふさわしいと思う人を選ぶのがその自治体に住む人の役目です。惑わされずに。
その中で改めて今回の神奈川県知事選に出馬していた人を振り返ってみると
現職の黒岩さん
彼はこの大事な選挙の時期に過去の不倫、キモメールが暴露され社会的に追い詰められた自民党推薦の老人。
無所属の岸さん
共産党の推薦を受けており政策の方向性は共産党と同じような感じの66歳の老人。
無所属新人の加藤さん
ぶっ飛んだ政策が多く、カジノやカルト関係の提言が多い73歳の老人。
政治家女子48党の大津さん
先日NHK党が改名をして突如党首になった30歳の若者。
以上の4名。
老人とか若者とか書くのは本意ではないのだけど年齢というのは重要な要素につながると思っているので敢えて書きました。
結果としては黒岩さんの圧勝だったわけですが、なぜそうなったのか個人的に考察してみたいと思います。読みにくいですが少々お付き合いください。
まず、消去法として73歳の加藤さんに関して言えば政策がぶっ飛んでいて、パチンコ屋を全てカジノホテルに変えるということや宗教を16に分類するなど…他の候補者に比べてヤバいなこの人感が際立っており最下位落選となってしまいました。時間があればちゃんと政策意図を聞いてみたかった人物ではあります。
そして30歳大津さん。新人、しかも若い人が最下位でなかったのはある種の功績だったのかもしれないし、彼女本人も選挙に行かなかった一定の人へリーチできたのではないかと概ね満足だったようだが…個人的に彼女には残念な気持ちしかない。まず年齢だけを見れば老人よりも若者当事者として何かアクションを起こしてくれると期待していた部分もあるが、神奈川県知事選が終わったら目黒区の区議会選に出る！？何考えてるのかわからない。被選挙権の仕組みとして可能な鞍替えだったのかもしれないが、こんな奴がもし当選して神奈川のために頑張ると言われても信頼できない。もちろん人間だからまずは政治に潜り込まないといけない想いは理解できるが。彼女がでたことで一定の興味がなかった人間が選挙に行ったのであればせめて投票率は50％は超えてくれないと満足には値しなくないですか？そしてもう一つ残念だったのがNHK党との確執。これさえなければもう少し票を伸ばしていたに違いない。党内であそこまでぐちゃぐちゃに喧嘩してる人に任せるのは不安なんです。今後また神奈川県の人のために何かしたくなったら出馬してください。それまでちゃんとみてますから。
そして黒岩さんと岸さんの老人対決。
はっきり言うとこの二人の戦いがどうなるかが一番重要なところだったと思う。
黒岩さんなんて過去の浮気がリークされるなど社会的に不利な立場に置かれたが圧勝だったわけで。その理由を考える必要がある。
大きな理由は自民党推薦の現職であるということ。
もの言えぬ日本人はすでに変化を恐れて何も訴えを起こさない傾向にあると言ってもいいだろう。
もちろんこれは個人的な価値観によるものだが。新しい人、しかも現与党である自民党以外の党の推薦者が対抗馬となっている以上、黒岩さん以外に入れると言うことは大きな変化をもたらすことを意味する。その変化を嫌う人、自民党推薦でないと困る組織の人、そういう人たちが黒岩さんに入れたのだと思う。
通常なら不倫が犯罪かのように扱われるクソ民意がこういうところに反映されないのは実に面白い事象である。
不倫ごときでその人を判断するのは違うと思うので、結果的に民のためにどんな働きをしてくれるのかを想像して投票をすべきだと思う。その上でなぜ黒岩さんに投票をしなかったのかと言うと、自民党の推薦があるという事実が一番大きい。
選挙公報では現職らしく具体的に色々書いてくれたのだが、何より悪なのが自民党の推薦を受けているということ。そんなことで判断するのはおかしいと思う人もいるかもしれないが、結局党というのはある程度は同じ方向を向いており、そのトップにはただの目立ちたがり屋で国民のお金を外国人のATMのように使う岸田がいる。どんな事情があったとしても自民党という党を潰さないと未来が変わらないところまで来ているのが現時点での感想なので申し訳ないけど投票はしなかった。
となると結果的に投票先は岸さん一択だったわけなのですが、岸さんを批判する人の多くは彼女が共産だからという理由を訴えていた。。
ちょっと教えて欲しい。共産という言葉を否定する人たち、何をもってそれを否定するの？
事実、僕もその真意を聞きたくて共産党の事務所まで突撃した人間ですから、彼らがやろうとしていることを党員から直接聞いた証拠があります。
もちろん僕が行動した以上のエビデンスありきで共産ガーと言っているのでしょうね？もちろんこれはかつてのアベガーの人にも言いたい。
黒岩さんや岸さんの政策に何か変なところってありましたか？共感できる箇所がどちらが多いかだけの話ですから。上部だけの情報だけで判断するのは良くないよ。
とはいえ、、待て。上部だけの情報だけで生きているのが民の現実であることをすっかり忘れていた。
我々は日々テレビやネットからニュースを仕入れそれを信じて生きている。このことに疑問を感じた一部の人はジャーナリストになったり現場に赴いたりするとして、やはり多くの人は提示されたニュース記事を信じるか吸収するかして生きている。
となると、マスコミってほとんどの場合悪だと思った方が良さそうだ。
例えば選挙特番を放送しても一部の政党しか呼ばないのも絶対間違いだし、野党のくだらない記事ばかり垂れ流すのも悪だ。
最近ではサル発言議員のニュースばかり取り上げて、総理やその周りの議員の不誠実な対応を大々的に突っ込んだマスコミはいるだろうか。
政治に忖度するくらいならマスコミなんて潰れろと言いたいところだが、考えてみれば彼らもビジネスでやっているので話題になる、または話題にしやすいニュースを取り上げざるを得ないのだろう。
この世の中の真実はどうやってしればいい。どうやって正義を見つければいい。
考えれば考えるほどわからなくなってくる。
この面倒臭さが政治に興味をなくす原因の一つなのではと考えたりもする。
どうでもいい芸能ニュースなんてどうでもいい会話のひとネタでしかないので見ていても自分の生活には影響もないわけだけど、例えば本当に応援していた芸能人が亡くなったという報道があったとして、軽々しくネタとして他人に話題にされたらイラッともするかもしれない。こういうニュースは大きくみればたかが芸能ニュースではあるが、思い入れは人それぞれなので対人トラブルにもなりかねない。
もしかして政治のことも一歩間違えると友達を怒らせてしまうようなセンシティブなことだと思ってるからみんなトラブル回避で面倒くさがって行動しないのでしょうか。
一理あるのかもしれない。うーん。難しい。
が、一つ大きな事実として
自分が稼いだお金の何十％を「決まりだから」という理由でネコババしてる組織が政治であることを当たり前に感じて欲しいもの。
消費税って決まってるものだから。市民税も住んでるから当然じゃない？
もちろん税収はとても大事なものではあると思う。が、果たしてあなたにとって大事だと思っている使われ方をしているのかを考えて欲しい。
今ウクライナや諸外国にポンポンあげちゃうことが日本人としての正義？優しや？そう感じますか？戦争への加担や一部の国会議員の保身のためであるとは感じませんか？
日本がもっと経済的にも精神的にも豊かであるならばそういった支援も勝手にどうぞかもしれないが、物価高騰や給料が減る一方で飢餓の率が上昇の一途を辿る一方でこのまま今思い描いている日本のクオリティを世界に誇っていつづけられるでしょうか？
日本がメイドインジャパンクオリティーを捨てて世界が平等になるようにお金が出し続けるとなれば、例えば中国やロシアに侵略されて日本というものがなくなります。それでも人に優しくできるなら日本人を捨てます。というならば別ですが。
日本という独立国として、差別ではなく国という線引きをした上で、国民を守ることに尽力していただくというなら子育て支援など全ての国力の源流である子供にお金を使うことにグズグズしている自民党はもう日本にはいらないんです。戦争を挑発するような外交も日本のためとは到底思えません。
テメェはどこ見て仕事してんだと怒りたくなります。
話がかなり逸れてしまいましたが、やはり選挙でしか政権を変えることはできないわけです。
その選挙になぜ人が行かないのかは、おそらく日々が忙しく政治のことを考える暇もなく期間が過ぎて事後報告のように選挙結果を聞くだけになってしまうという点、そして税金が上がろうと影響を感じない人こそ一番選挙に行かない層なのではないかと感じている。
一般的に社会性のないと言われているバンドマンはけっこう選挙行ってますよ？
その理由も僕なりに言えることがあります。
バンドマンって色んな社会性のない人と多く関わるので、一般職をやっている人よりも濃い対人経験をしている傾向があります。
その中でよくあるのが海外のバンドとの交流。かっこいいバンドであれば年齢や性別や身体的特徴や国籍なんて全て関係ないんです。
そういったアンダーグラウンドの外交には戦争だとかヘイトとかは関係なく互いにリスペクトし合える友がいるからこそ政治事のくだらない争いで途切れさせたくはないんです。
お隣の国のことを反○とかいうような人間は、実に政治に振り回されている人生なのだなと思うばかりです。
それでも我々バンドマンは社会的マイノリティである事実はありますし、マイノリティだからこそ誇りを持って活動をしている瞬間もあります。
そこで自民党候補者が当選をするというのは慣例のように投票をしていた選挙的マジョリティの方々の力があってこそだとは思うけど、一番の多数派はどう考えても投票に行かなかった人であることは事実です。事実中の事実です。
僕の理論的に言えば、１番の大多数であるということは社会的にも多数である場合があるということ。
面倒臭いからとか知らないからとかではない。あなた方は選挙に行かないという選択をしている普通の人である場合が多い。
子供もいて、家のローンも払っていて、定職にもついていて…
今の生活に多少の変化があっても問題ないと感じている普通に会社から給料をもらっている人が多いのではないかと想像する。実際にそういう人と話したこともある。
何らかの事情や、今の選挙法に阻まれてどうしても投票ができなかった人も当然ながらいるはずなので全ての行かなかった人を否定はできないが、これほど街宣カーも走っていて選挙のことを知らなかったというのはどうかと思ったりもする。
いきなり誰かを選べというのも酷であるとも理解はできる。
が、投票しないと自民党の思うツボであり、その結果は望まぬ戦争へと徐々に進むかもしれないことへの肯定であると認識してほしい。
戦争って銃や爆弾でドンパチするだけじゃないからね。経済戦争にもすでに敗戦している日本の現実見てますか？アジアのリーダー？笑わせんな。日本なんてもう貧困国だから。
あなたひとりが年収1000万稼いでいることで豊かな国であると思っているならもう一度現実見直したほうがいいと思いますね。このまま政府に使われているだけでいいなら逆にどの党が与党取ってもいいでしょ？
お読みいただきありがとうございました。相変わらずの駄文で失礼しました。
よければ政党事務所に突撃した時の配信もお聞きください。
お粗末さまでした。