この手のラーメン屋は絶滅したかと思っていたよ

都筑区は池辺町

車屋密集地

工場多数

現場系出没地

なんかそんなイメージ

IKEAの前の道路を通るたびに

キャベ玉ラーメンの文字を見ること

早数年

ようやく店が空いてる時間と

腹の空き具合と

気分がマッチした

やってきたのは

うえむらや

野菜だってちゃんと食べたいじゃない

もちろん目当ては

キャベ玉

商標登録もしているみたい

さっそく店内に入ると

想像以上に広く

かなり大きめのコの字カウンターとテーブル席少し

店員が5人くらい調理しても余裕のあるキッチンを囲んでいる

とりあえず

キャベ玉ラーメンと餃子3つと半ライス

餃子が先に到着

肉汁滴るお手本のような餃子

うまい

後追いでラーメン着

キャベツのインパクト大

間違えてキャベツひと玉落としちゃいました

そんなルックス

実際はキャベ重ねのプロが一枚一枚重ねて

ふっくらと形作ってくれている

しっかりボイルされているのでスープの温度を邪魔しない

麺も啜りやすく好印象

昨今色んなスタイルの家系をはじめ

味を突き詰めたラーメンを

どこでも味わえてしまうから

うえむらやのラーメンは

なんかパンチがないのかなとも思ったが

この店の魅力は味だけでなく

店そのものだと感じた

スタッフの年齢層がかなり高めだが

殺伐とはしておらず

とても良い気配りをしてくれる

一見店員が多いように見えて

無駄のないオペレーションで客を回している

お昼時の混雑時でも

ストレスなく訪問できる店であると

体が覚えるのかな

常連さんらしき人がかなり多め

全然おしゃれじゃない蛍光灯の光に

寸胴からたちこめる湯気

ラーメンが爆発的に流行る前って

こういう店多かったんだろうな

父親に連れられて食べに来たような

そんな記憶が蘇ってきそうな

アットホーム感

ラーメンの味こそ想定内ではあったが

店の雰囲気は想定外だった

平成初期の感覚リバイバル

ただ創業が長いだけでなく

ちゃんと人が入っていて

なおかつ

昔のまんまを感じられる経験は貴重だ

バンドとかで遠征きて

メンバーと飯食おうみたいな話になったら

こういう店に来たいかも

我が家

とくに母親とは食に関する感覚が合わなすぎるので

親孝行こそしたいとは思うも

一緒に食事をしたいとは思えない人生でして

そんな状況で

あ、両親と来たいかも

そう思えた実質初めての店かもしれない

ラーメン食べるだけだから

別に長居はしないけど

ものの20分くらいの間で

こんな気持ちになるとは

正直驚いた

また近いうちに再訪しよう

今日のSpotifyは90年代プレイリストにしよっと

[公式サイト] うえむらや

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