こんにちは。だっちょです。
都知事選終わりましたね。小池さんの圧勝という結果になりましたが、今回は結果がどうとかいう話ではなく相変わらず政治の動向を追っているバンドマンこと私だっちょが感じた候補者の印象などをお話ししたいと思います。
選挙前に書いた方が有意義な内容でもあったかもしれませんが、印象操作にもなってしまうでしょうし、おそらく超身勝手な見解が多いので終わるタイミングを待っていました。ただの書き殴りになるので悪しからず。
さて、いつにも増して様々な顔ぶれが立候補していましたね、総勢56人。
56人が平等にどういった政策をしているか気にしたかったし、細かくチェックしたかったですが、メディアでは早々に小池と蓮舫の一騎打ちと言わんばかりの報道が目立ってました。
この時点でメディアに公平性がないということがわかります。わかっちゃいたけど毎度落胆です。
そして有力候補として、前安芸高田市長の石丸や保守派に支持を集める田母神が対抗馬として存在していたわけです。
他にもマシな考えを持った候補者が必ずいたはずですが、その他・色物として扱わざるを得ない報道の少なさがモヤモヤします。
まず最初に、売名行為、ネタ行為であってもお金さえあれば立候補できてしまう制度について。
表現の自由を制限するかもしれないし、誰でも参加できることを広めたいので否定的ではないですが、明らかに都政を馬鹿にする連中には何らかの処罰できないですかね。
名前が変な人、変なメイクをした人は個人的にはOKなんですけど、最初からわかっていて辞退するやつ、公共の電波使って服を脱ぐやつは何を持って本気なのか伝わらないし供託金なんて返さなくていいと思う。毎度痛い目に遭うのが真面目に生活している人間でないように、好き勝手するにはリスクが伴うことを知らしめる必要もあるのかと思う。どうでもいいけどさ。
さて、この文章では主要4候補者についてちょっと思ったことを書きたいと思っている。
まずは小池。
現職の小池に関しては「密おばさん」のイメージしかないというか、目立った功績もなければ悪行もないと言った感想。たびたび目にしたのはカイロ大学卒業が偽装ではないかという部分。
経歴偽装しようが良い政策を実現してきたならそれでいいじゃないかとも思う一方、経歴詐称そのものは犯罪なので、少しでもカイロ大学卒業を武器にここまでのし上がって来たのなら真偽を問われるのは必然であろう。
すごく近しい存在の人からのリークがあったり、何が本当で何が嘘なのか第三者としては分かりかねるが、そういったリークが「嘘」なのであればはっきりと反論して証拠を見せれば良いだけの話なので限りなく黒だと思っている。ただ、海外の感覚が介入するので、卒業が嘘であっても証明さえあれば卒業したことになるとか、証明がなくとも卒業を認めるとか、証拠なき証言がまかり通ることもないとは言えないなってことで、不毛な論争であったことは事実なのかなって感じ。
公約をどの程度守り実現したのかを冷静に判断して、良い知事だったのかどうかを検証する方が先決であったはず。あとはそろそろ年齢的に辞退してもよかったのでは。
そもそも自民党の応援がある以上は入れたくはないかな。
次に蓮舫。
反自民にとっての一番の有力候補として出馬をした彼女。自民サイドである小池を引きずり下ろすにはどうにか頑張って欲しいと思った人多かったはず。
元々二重国籍問題を突かれたり、ルーツが日本でないのでは?みたいなことからそういった人たちからは忌み嫌われていた印象を受けたが、僕が感じた違和感はそれではない。
蓮舫本人には特に何の感想もなく頑張ってほしいなと思うのだが、本当に気分が悪いというかイライラしたのが、蓮舫が出馬にあたり立憲民主を離党した瞬間の日本共産党や社会民主党などの全力支持には違和感しかなかった。
自民を潰すためにどんなことでもしてほしいと野党には常日頃思っている。方向性は違っても自民党を叩き殺すために野党共闘しか手っ取り早い手段がない中で、なんで今までしなかった他党所属議員の応援をはじめた?僕は毎日国会議員の動向を監視しているので、急に共産の人が蓮舫応援に乗り出したのが、蓮舫離党のタイミングであったことはわかっている。
つまりはどういうことか、政党の壁を越えてまで協力し合う気がないってことなんじゃないの??
それじゃいつまで経っても数で圧勝してる自民党を潰すことなんてできませんけど。だから政党っていう組織の括りは嫌いなんだ。
蓮舫が無所属になった途端の他政党議員の動向だけは本当に気持ち悪かった。現職知事が女性だったため、女性パワーでゴリ押しができなくて残念だったね。今回のことで蓮舫とは全く関係ないところで共産、社民の印象が下がりました。個人的にね。
そして石丸。
前安芸高田市長の彼。ユーチューブウォッチャーなら知らない人はいないであろう政治家。居眠り議員からの恫喝問題を発端にその鋭い物言いが話題を呼んだ。
その痛快な動画の数々がなんか面白くて、安芸高田市まで行って地元住民に話を聞きに行ったことがある自分としてのファーストインプレッションは、、、
安芸高田市はどうしたんだよ!
これに尽きる。
安芸高田市の問題は全て解決した?選んでくれた地元の人たちの声には応えた?
遠く離れた地方で起こっているエンタメとしてだけで彼を見ていたんだと認識したし、ではその人間性は?とまじまじと見てみると。かなりやばい人だという印象に変わった。
地元に根付いた老害議員VS高学歴若者という構図が痛快だっただけで、都知事選に出たことで相手が市民に変わった途端石丸のヤバさが露呈したように思う。
あの話し方、質問者に対する対応の仕方、自分が間違ったことを言っても決して謝ったり謙ったりすることのない性格、ただの嫌なやつそのもの。実直さのかけらもない。彼がもし都知事になったとして、何らかの悪事があったと仮定しよう。おそらく非を認めながらもそれらしい言葉を並べてこちらを翻弄し、もう話しても無駄だと思わせ、それで話がないなら終わりますよみたいな態度を取るのだろう。嫌いなタイプだ。
会社の社長にでもなって社員に嫌われながらも業績を伸ばして成功でもすればいいと思った。政治には頼むから関わらないでほしい。例えば論破王ひろゆきはエンタメだからいいんです。関わるも関わらないも選べるので。政治家は嫌でも関わらないといけない存在ゆえ、あの性格がどうにかならないことには支持できない。
それでも若者からの支持が多くでびっくりみたいな報道を見かけたが、それについてはYouTubeの力とか、はっきりと力強い風の物言いが若者に刺さったという現実だろう。
オンラインメディアの力をコントロールすることの重要さを知ることができたと思う。
そして田母神。
前者三名に圧倒的違和感を覚えてしまったので不覚にも彼がまともに見えてしまった。もちろん政策や考え方に共感できる部分も多いし、過去の言動などから不信に思う一面もあった。が、今回の小池に対する対抗馬としては適当だったのかなとも実は感じている。
思想がどうとか、どうしても応援できないという人も当然いるだろうが、国民第一の考え方を頑なに主張するところは、なんか世界情勢がぐちゃぐちゃになっている世の中であったり、アメリカの犬である自民にも大きな影響力があるのであれば彼が都知事になる未来も見てみたかったような気もする。
まあそのくらいの印象ではあるが、
ともかく変化を恐れないことがとても重要であって、選挙に行く癖をつけないことにはどうにもならない。
今回の都知事選の最終的な投票率は60.62%だったようで、想像を上回っていた。
前回よりも5%増えたとのこと、有権者数で割るとおよそ60万人くらい投票率が増えたことになるのかな。
初めて選挙に行った人もいることだろう。その人が今後も自分の考えで票を投じる癖をつけていってほいしと願うばかり。
でもさ何となく感じたのが組織票って多分なくならないってこと。例えば小池を引きずり降ろすことがもしできたのなら、それはどういう手段なのかと考えたりもする。
まあ組織に忖度して多数の支持を集めるゲームみたいなものだから、そこに不正が!とか不公平が!とか言ってもはじまらないかもしれないけど、やはり慣例でいつも同じ政党に入れる人は絶対に多いし、人や組織に頼まれて投じる人も同じ。
今回の都知事選に限った話ではないが、自分にとって何が一番メリットになるかを考え、たとえ考え方が変わっても恐れずに前回とは全く反対の票を入れてもいいんだってこと知ってよね。
あと身の回りを見てね。自分だけで生きてるわけじゃないでしょう。いつも利用してるスーパーや飲食店が例えば値上がりだってすると思う。自分には関係ないところで知り合いが、知り合いの知り合いが倒産することだってあり得るわけで。
あなたが頑張って生活しているように、すぐ隣にいる人も頑張って生活しているわけで。
自分だけがいいと思うならそれまでだけど、金だけは持ってる大企業の店しか無くなって税金はどんどん高くなって、そういう世界でも全然構わないっていうならいいんだけど、個人店とかバンドをはじめとする個人アーティストの自由な発想に触れることが個人的には生活を豊かにしてくれると信じているので、そういった個人の活動ができなくなってしまうような状況だけはどうかご勘弁。
つまり
民にお金が回らない政策は絶対的に否定したい。
だから僕は反自民。
ばらまきなんて面倒なことすんな。単純に消費税でも減らしてくれれば、今よりは少しだけでも前向きに消費活動だってできるんだ。
全ては繋がっているからね。
政治家なんて大先生でも何でもなくて市民から選ばれただけの人だから。しかもお給料が市民の税金なのだから、もてはやすんじゃなくて監視の対象にしないといけないことをお忘れなく。
以上。さいなら。