しっかりとファクトチェックしていないので本当に気になる方はご自身で調べていただきたいニュースであることを最初にお知らせします。
このブログでも度々話題にしている税金のお話。今までは漠然と全国民が取られいる税金に言及していたのですが、何やら現政党が推している防衛費にたばこ税に加え酒税も検討しているというニュースが目に入ってきました。
お酒好きの皆様はどう思いますか?
簡単に想像すると、お酒を作ってる人たちに課される税金が増額され、防衛費に足されるということ。酒税が増額されてしまうと商品の価格も上がる可能性があるということ。
お金の流れだけを考えるのであれば、お酒が高くなる可能性がありますがそれはOKですか?NGですか?くらいの話なのですが、問題はこれを防衛費の足しにするという点。
確か総理は増税にあたり国民の皆様の協力のもとでとか言ってませんでしたか。例えばそれは住民税や消費税に加算されるものだと思っていました。それが今回タバコや酒といった嗜好品からの補填を検討するというニュースを目にしてこれは一体どういうことなのか?と考えました。
良い面も悪い面もあるかとは思うのですが少し動揺しています。
例えばたばこに関して個人的な意見を言わせてもらうと、わざわざ健康に害があるものを好き好んで買う人がいてそれの増税なんて知ったことではないしもっと上げれば?とも思っているのですが、お酒に関しても実は同じで、飲まない人やお酒が嫌いな人から見ればもっと高くなって税金貢献でもしておいてくれよって思われているかもしれません。
嗜好品にかかる税というのは、認可されているエンタメを許容してやるからお金を払えよなという感覚で課されているものだと個人的には思っています。
わざわざ体にも悪いものにお金をかけるのだから、健康増進のための害になるものを買うなら税を課しますというのはなんとなく理解はできます。政治の目的が国民の健康や命を守ることであるというのならね。
しかし。防衛費というのはどうなのだろう。
防衛費すなわち軍備ですよね。それはアメリカから戦闘機を買ったりするお金であったりするわけですが、その目的は国の安全であると政府は訴えます。理屈としては間違いではないですけど。
確かに中国や諸外国からの不審船やドローンやミサイルのニュースは目にしますし、ニュースになっていないところで戦っている人たちもいるとは思います。
戦争がしたいのかこのヤローと騒ぐ前に現実を知る必要もあるとは思いますが、軍備に対する防衛が軍備という理屈はどうにも受け入れるには時間がかかります。個人的にはね。
人間って本当に馬鹿なんだなとしか思えないですが、実際馬鹿なんだから核を落とされないためにも核を用意することでしか対応できないんだと思います。でもそれはその国に根付いた文化や価値観の違いにより絶対に分かり合えないところだと思うんですよね。例えば隣国のミサイルを飛ばしてくる国なんて、国が滅びようが国民が飢えようが日本との戦争を狙っているのかもしれません。実際はわからないけどその可能性があるかもしれないしないかもしれない、何もわからないからこそ武力には武力で…という考えに至るのだとは思いますが。
ところで外交ってどこにいきました?
国のトップが話し合って何が目的で何がしたいのか、どんなルールがあるのかを常に確認話し合いしないと。そういう外交って最近やってますかね?そこでまとまった話を相手が破ってくるならば戦争にでもなるんでしょうけど、戦争って殺し合いが伴ったりもするので完全に悪であるという価値観だけは全世界で共有できていてほしいなと切に願います。
さて、その外交という面についてです。
酒やタバコはただただ健康に悪いもので買って楽しむならそれなりのリスクを承知でよろしく。と一般的には思われているかもしれませんが、果たしてそうですか?
特にこのブログを見てくれているクラフトビール好きの方にならば伝わると思いますが、いろんな国のブルワリーとコラボをしたり情報交換をしたりと立派な外交をやっています。
非常に小さな外交ですが、そこで関わりを持ったもの同士が「国が敵対してるから仲良くはできないし戦争も辞さない」という考えに至るでしょうか?
同じ文化を嗜むもの同士、時に意識し合って文化の底上げをしようと努力しているのではないでしょうか。
そんなもん勝手にやってろとか国家的な外交はそんなものじゃないかなと一蹴されるかもわかりませんけど、どこかの国では大統領がメタル好きってことでメタルに優しかった国もあったじゃないですか。
もちろん全ての人がそういった世界的事情を考えながら各エンタメに参加していないのはわかります。しかしどうにも世界事情とは関わらないといけない現状もあります。例えば原料高騰とか。そんなこと言ったらほとんどの製造業が影響受けてますよね。
この際嗜好品という括りではなく人間が人間として生きるために、同じ人間という生き物同士互いの文化を尊重しながら仲良くはできないものかと思うのですが、これも日本に生まれ育ったやつの言い分に過ぎないのかもしれませんね。しかし人が人を殺すことだけは絶対に許容はできません。それはすなわち戦争ですが、戦争が起こった時に自衛する力を作るのが防衛費であるという国の考えであって、それを批判する人の中には戦争法案であると揶揄する一面もありますがね…
ごめん。ちょっと話がそれました。今回は防衛費が戦争とどう関わるのかの話ではなく、
戦争と関わるかもしれない防衛費を一部の嗜好品を嗜む人からの徴収が正しいのか間違っているのかという話。
嗜好品ってお金がある人たけの楽しみと考える人もいるかもしれないですが、その背景には国際的なつながりがあったりもして、もしかすると有益な外交をしているかもしれないんです。戦争とは無縁の。
政府はそう言った嗜好品をちょっとナメ過ぎてはいませんか?普段何も考えずに飲んだり吸ったりしてる証拠ですよ全く。ただ酔うため心を落ち着けるためだけじゃない、そんな買い方をしている人もいるんですよね。
とにかくいろんな価値観があるんだよってことをまず言いたいのですが、その上で一部の人間から特別に徴収する税が防衛費に使われるかもしれないことについてみなさまどう思いますか?
もしこれが現実になったとして、お酒やタバコを買うモチベーションに影響はあったりするでしょうか?