こんにちは!beergeek.jpのだっちょです。
その昔、アメリカから仕入れてきたビールをごく一部のマニアに振る舞うだっちょ会なるものを開催していた時期があるのですが、この度久しぶりにそれらしき会を開く機会を頂いたのでその時の様子やビールラインナップを紹介したいと思います。
このサイトだから正直に言いますけど、ここ数年ビールの試飲会など全く興味がなかったのは何を隠そう仕入れのため海外に行けなかったからであり、数年前に比べれば面白いビールが安価で幅広く楽しめるようになったから開くまでもないのかなってのが理由です。
個人で輸入する財力もなければ輸入ビールそのものに疑問を持ち始めてしまったのも事実。味じゃなくて在り方の問題でね。
そんな時お声をかけていただき今回仕事として。
もう一度言いますよ。
仕事として!!
ビール選びをお任せいただきました。感謝感謝です。
しかし問題は立ちはだかります。
仕事といってもオイラはしがない運び屋さん。どうやってビールを選ぼうかやっぱり悩んだわけです。
ビール業者だったら自社ビールを出せば良いのでしょうけど、フリーでやっているので自分の好みを出しつつも納得できるラインナップに仕上げて、ちゃんと満足してもらえなければいけません。
さらに。
人数とお金の制約があるのでその点非常に難しかったです。
今までだったらボトルは1本しかないから5人しか呼べないよ!みたいに人数を制限していたところ、15人って最初に決まってしまうと1本しか手に入らないようなレアはチョイスできないのです。
あ、ちなみに人数は15人でした。
川崎近辺のビール好きというかお店の内側の人や、川崎を代表する某アーティストなどが参加者として決まっていたので正直ビール選びにはビビちゃいましたね笑
何かしらの統一性とかストーリーとか頭を使えー!ってことで今回のラインナップはこんな感じになりました!
①インクホーン×サニティ “WING FEATHER”
②ウェストコースト×スロップショップ “BRILLIANT CUT”
③リパブリュー×キャリカーズトーキョー “VIVIUM”
④ウェイファインダー “HELL”
⑤サントリー “プレミアムモルツ”
⑥麦雑穀工房 “茜”
⑦麦雑穀工房 “茜 foeder aged 4 months”
⑧オクスボー “PINKETTE”
以上8種をチョイス。
味はもちろん、味以外の面白みを重視しました。
①から③についてはブルワリーとボトルショップのコラボレーションシリーズ。
ブルワリーが特定のボトルショップを意識しているという文化というか絆みたいなものをあらためて伝えたくて選びました。どのビールのブルワリーもボトルショップも今一番トップを走っているのではないかと自信を持って言えますよね。
④と⑤は完全にブラインドで一切の情報を非公開。
おそらくビールをかなり飲んできた人たち相手なので、敢えてアメリカンクラフトと日本の大手を一緒に飲んでもらいました。共通しているのはどちらもラガー。目隠しで比較してみたときにどんな印象を持つのかなという個人的な興味もありました。
⑥と⑦はおなじみ雑穀の未来シリーズ(勝手に命名)
個人的にかなり昔から近くで発展をみさせてもらっている雑穀工房の挑戦とかこの先にどういうことがしたいのか、埼玉の小さなブルワリーがここまでのことを考えているのだとそれを伝えるために申し分ない飲み比べセットでした。
⑧は単純に好みでアメリカ産を入れておきたかったからです笑
いやー我ながら頑張りましたよ。
同じスタイルの絶妙な色の違いとか飲んだ後に抜けてくる香りとかを比較するにはやっぱり一緒に並べるのが一番なんですね。
今回ビール選びをやらせてもらってビールが美味しいのはもちろんだけど、こういった試飲会の経験は多いに越したことはないなって思いましたね。単純に飲んだことないビールを揃えるのもレアで良いけど、いつも飲んでるものが他のビールと並んだ時にどういう感想が生まれるのか、より好きなブルワリーを探すきっかけにもなりますし。
ですので、
お仕事ください!
元々こんなこともやるつもりではいたんですけど、もっと積極的にアプローチしたいです。
人数や会費の制限など言ってもらえたらビールと共にどこにでも出張します。
もちろんこんなのも用意します(宣伝)
これは何度でも声を大にして言いたいのですが、本当にどこでも行くので遠慮なくご連絡ください。
最後まで見てくださったあなただけに次回ボトル会の宣伝します。
10年モノでちょっと悪くなってるかもしれないカスケードサワー会をインクホーンでやります。
多分。
とりあえずお問合せください。
ではまた!