佐賀のオヤジたちによる青春と哀愁の挽歌

とある九州のバンドがCDをリリースした

MUNDANE THE MENOPAUSE

マンデインザメノポーズと読む

平均年齢50歳前後の社会人バンド

というのは佐賀新聞のサイトでも確認できる

実はbeergeek.jp

この音源のマスタリングを担当した

最初にミックスを聴いた感想

「とても生々しい」と感じた

日常にリンクした歌詞

使っている機材が手に取るようにわかるくらい

派手な加工はせず

楽器から出た音を忠実に収録

何よりタムのチューニングが完璧

好みの問題かもしれないが

ダウンチューニングされたロックバンドなら

ピッチは低い方が好きだ

近頃は

目標となる音源にどれだけ近づけられるか

どれだけ音を作り込んで迫力を演出するか

そういったレコーディングが多い中

収録した音を忠実に出力した

まさにロックで

冒頭にも書いたような

生々しさを感じたという

アラフィフのおじさまたちが

あーでもないこーでもないと

作り上げた音なのかと思うと

グッとくるものがある

忘れかけていた

いや

忘れてしまっていたかもしれない

バンドを作り上げるという楽しい苦行

そんな感覚を音に乗せて届けるお手伝いができて

本当に光栄の極み

ぜひ聴いてみて

MVも撮ったらしいので置いておく

最後に余談ではあるんだけど

ドラムのタロウ氏は

beergeek.jpの命の恩人である

これはガチの実話

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