そもそもなぜbeergeek.jpなのか?

なぜギークなのか?

こんにちは。beergeek.jpです。

そもそもこのサイトを立ち上げるにあたり発足意図をあまり書かなかったので今更ながら紹介したいと思います。

まずはbeergeek.jpという名称について。

「beer」これはもちろんメインテーマであるビールについてのサイトであると知ってもらうには外せないワードですから説明いらずで良いかと。

次に「geek」という言葉ですが日本ではまだあまり浸透していないワードだと思います。

geekとはそもそも英語の俗語で意味としては「あることに熱中している人, オタク」という意味をもつようです。

日本的にいってしまえばマニアやオタクとほとんど同じように解釈できてしまうワードですがなぜギークという言葉を選んだのか。

答えは簡単です。

アメリカではこっちのほうが伝わるから。

いまや日本のカルチャーとして認知されているアニメなどが好きな人のことを外国では日本に敬意を払い(?)OTAKUと言っているように、こちらとしては海外の文化を崇めている人間なので日本で認知されやすい言葉かどうか、売れるワードかなんて関係がないのです。

それに新しいなにかを発信できるほうがやりがいがあります。

「beer」「geek」という単語と単語をくっつけたものではなく、ひとつのワードとして「beergeek」というものを広めたいと思っています。

しかし一番重要な部分はここではなく「.jp」という部分。

インターネットの世界では「日本の」サイトであることを示すことが多いドメインです。

日本のサイトだから.jpをつけたのかと言えばたしかにそうなのですが、最も重要なのは我々が日本在住であるという事。

日本から発信している情報であることをたくさんアピールすることが一番重要だと考えます。

日本にも世界的に通用するくらいビールにのめり込んでいるgeekがいるんですよと。

そして本題。

現在の日本において本気のgeekが増えないとクラフトビールシーンの成長は望めないと考えています。

こう断言するのはなぜかというと…

その前に…

話をすこし変えてなぜこのサイトが「アメリカンクラフトビールを中心に美味しいビールを飲むための情報サイト」と書いているのかを説明したいと思います。

そもそもビールとは世界のどの地域が発祥なのでしょうか。

一説にはエジプトという意見もあるようですが、試験にでてくる程度の知識としてはイギリス、ドイツ、チェコ、ベルギーなどが主に挙げられると思います。

もちろんすべて間違いではなく、各国に独自のビール文化があり、発祥とされるオリジナルスタイルのビールがあります。

しかしビール界において今や一番先進国と言えるのはアメリカです。

伝統を超え、本当に良いものを作ろうとする発想力と行動力。ビールを美味しくするために必要な何もかもが他の国よりも秀でています。

実際にクラフトビールをたくさん飲んでいる方ならばアメリカンクラフトビールがすごく美味しいものであることは知っていると思います。

そうでない方にも知識先行でもよいのでアメリカが一番であると知って頂きたいくらいです。

今までに行ったことがある国で飲んだビールを比較しても、日本で飲めるビールを比較しても、アメリカで日常的に飲まれているスタイルのクラフトビールをよりおいしく造ったブリュワリーのビールが良い評価を得ています。

この流れを察して日本のクラフトブリュワリー各社アメリカンスタイル(主にIPA)を醸造していますが、自信をもっておいしいと言えるビールは1割とありません。

ちょっとシビアすぎるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、アメリカでビールを飲んでくればその理由がわかります。

日本のビールがおいしくない、または「誰もがおいしいと言える」までに至らない背景には原料を調達しにくいという不利な点もあるといえばありますが、そもそもおいしいものを造るためにしている努力に差を感じます。

アメリカでは各ブリュワリー同士がライバル会社ながらも協力し合い積極的にコラボレーションビールを造ったりしていますし、なによりビールを飲む人間が非常に多いのです。

※ここでいうビールを飲む人間というのは、日本の居酒屋でとりあえずビールだけを飲む人は除外。

ビールを飲む人間が多くいるとあのビールが良いだのイマイチだのと意見交換が行われます。

その口コミは同じビールを飲む人間にとどまらず、もしかするとビールを醸造する人間の耳にも届くかもしれません。

もし自社ビールがマズいなんていう口コミが広がったらどうしますか?改善するでしょう。

もし自社ビールがおいしいという口コミが広がったらどうしますか?いつでもそのクオリティを保てるよう努力を惜しみません。

その口コミ、いわゆる「ビールを評価」をする人間というのはビールを造る人間であっても、ビールを売る人間であっても、ただのビール飲みであっても「ビールを飲む人間」なのです。

日本において、今後ビールを飲む人間が増えないとどうなるか。

ビールシーンは今後も変わらず大手だけのものになり、クラフトビールシーンは小さくなる一方です。

誰の力も借りずに突発的においしいビールなんてできるわけありません。しかし僅かな情報が美味しいビールをつくるヒントになることもあります。

造り手、売り手、飲み手が同じレベルでクラフトビールの味などについて語り合える知識と環境は必要不可欠のように思います。

さきほどgeek(つまりはビールを飲む人間)が増えないとクラフトビールシーンの発展が望めないと言ったのはこういう理由があってのことでした。

もう我々ギークはただ飲めれば良いだけのアルコールとしてのビールを欲しいとは思っていません。

ではその「ビールを評価する人間」になるためには何をすべきなのか。

これも答えは簡単。とにかく色んなビールを飲み比べてみることです。

ふと、このビールが好きだ!と言えるような素晴らしいビールに出会ったとします。ではそのビールは果たして他のビールと比べても劣らない味のビールなのか、値段には満足できるのか、入手は容易なのかどうか。あらゆる方向から考察するべきです。

もしかすると自分にとって不都合な点が出てくるかもしれません。

それはアメリカで最も評価されているビールにも言えることで、現地販売のみで入手が困難であったりすると味の面では100点だとしても遠くに住む人に「あのビールすっごくいいから飲んでみなよ!」と勧めるには0点ですよね。勧めるなら飲ませろよって話になります。

ビールは日本よりも海外の方がシーンが根付いているのは確実なので、比較対象とするビールは国内外問わず幅広くチョイスすべきです。

究極のギークは「美味い」を求めて世界中を飛び回るくらいの異常行動をしますが、普通の人にとってみれば住んでいる場所の近所で美味しいビールが飲めればそれが重要な評価ポイントになるはず。

「そう遠くに行かなくても美味しいビールが飲めることが良いことである。」これはただの酒好きでもそう思っています。

だから日本では大手ビールがいまだに根強い人気なんですね。

日本の法律の下ではどうしても小さい個人商店は優遇されませんし、広告をだせる力のある大手が主導権を握るという現状です。

数多くの人間が広告により惑わされているといっても良いのではないかというくらい広告の影響力は強いですし、あまり興味がないシーンの情報なんて深く掘り下げてしらべようともしないのが一般的な考えです。

きれいな女優さんがおいしそうにビール(もしくはビールまがいの酒類)を飲んでるCMにはさすがに影響されるでしょう?

でもビールに最上級のおいしさをもとめたり知識を掘り下げたいならば、広告情報だけでなく自ら情報を得る努力はすべきです。

それはブリュワリー見学にいくこともそうですし、ビアバーという専門バーに行く事もそうですし、知らないビールが売っている酒屋にいくこともそうです。

ながなが書いてしまいましたが…今の日本人にまず必要なことは行動力。

批判的な言葉になりますが、他のビールを知らずしてとりあえずのビールが飲めれば良いだけのビールマニアは撲滅したい。これが今現在のbeergeek.jpのテーマです。

あなたにとってのおいしいビールとは何か、本気で考えてみませんか?

まずは自分がビール好きだと自覚のあるあなた!

今一番好きなビールよりもおいしく満足できるビールがあるかもしれません。

あとはあなたの自由。好きな時に好きなビールを楽しんで下さい!

これを飲まなきゃいけない、これを知らなければいけないなんて強要はありません。ビールを最初のいっぱいだけのものでなく、ただもりあがるだけのツールでもなく、ひとつの趣向品として良いものを追い求めれば、各々ビールに対する気持ちや考えも変わってくると思います。

以上。

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